OpenSea では、盗難の申立を非常に重く受け止めます。OpenSea のサービスを利用して、盗品、改造品、不正に入手したもの、不正に持ち出したもの、その他不法に入手したものを販売することは禁止されています。
このガイドでは、当社が盗難品を処理する方法と、盗難品として報告されたアイテムの所有者が取るべき手順について説明します。盗難の被害に遭われた方は、こちらのヘルプガイドをご覧ください。
確認中のアイテム
ユーザーからアイテムの盗難の報告があったにもかかわらず、当社がまだ警察の報告を受領していない場合、そのアイテムは一時的に無効となり、アイテムページに黄色の警告アイコンと「under review for suspicious activity (不審なアクティビティがないか確認中)」というメッセージが表示されます。また、トランザクション履歴に不審なアクティビティがある場合も「確認中」となることがあります。
OpenSea ではアイテムが盗難品である可能性について通知を受けた場合、自社サービスを使用してそのアイテムを購入、販売、転送する機能を7日間一時的に無効にします。
盗難品と確認されたアイテム
当社はアイテムが盗難品であることを裏付ける報告を警察から受領した場合、そのアイテムを引き続き無効のままにし、アイコンは赤に変わります。元の所有者が報告を取り下げない限り、アイテムは無効のままとなります。
OpenSea を使用して無効化されたアイテムを売買または転送することはできませんが、NFT は OpenSea に保管されていないため、他のプラットフォームを使用してブロックチェーン上の他のウォレットに転送できる可能性はあります。
所有アイテムが不正の影響を受けた場合はどうすればよいですか?
現在「確認中」か「不審」とマークされているアイテムを購入した場合、そのアイテムはウォレットに残りますが、OpenSea のサービスを使用してそのアイテムを売買したり転送したりすることはできません。
7日が経過しても盗難の元の被害者から警察の報告が提出されない場合、当社はそのアイテムの販売を再び有効にします。この被害者が任意の時点で警察の報告を提出すると、アイテムは無効のままになります。この時点で、盗難の元の被害者のリクエストにより、特定の状況でのみアイテムを再度有効にすることができます。
アイテムに「不審なアクティビティ」や「確認中」の警告が表示されており、そのアイテムに誤ってフラグが付けられたと思われる場合は、チケットをご送信ください。チケットは当社のユーザー保護チーム宛てとし、「不正なアクティビティ、安全性・セキュリティに関する懸念」→「NFT の不審なアクティビティ警告を報告」の順に選択します。必ずお客様のウォレットアドレスとアイテムの OpenSea URL をご記入ください。
異常な転送に関する通知メールが届いたのはなぜですか?
OpenSea では安全で信頼できるマーケットプレイスであり続けるための継続的な取り組みの一環として、異常な転送や盗難の可能性など、疑わしいアカウント活動を検出するシステムを導入しています。こうした活動を検出した場合、確認のために直ちにメールでユーザーに通知します。
次のようなメールの内容が通知されます:
このメールを受け取った場合は、メールの手順に沿ってアイテムが盗難に遭ったかどうかを確認してください。ブロックチェーン上のアクションは元に戻すことができません。また、OpenSea ではトランザクションを元に戻したり、盗難の可能性のあるアイテムを取り返したりすることはできませんが、当社のサービスを使用した盗難品の売買や転送は防止可能であり、そのための措置を講じます。
メールの安全性にも注意することが重要です。OpenSea になりすましたアドレスからのフィッシングメールにはご注意ください。OpenSea からのメールにウォレットトランザクションへの署名を直接促すリンクが含まれることは決してありません。メールの正当性が不明な場合は、いつでも support.opensea.io に直接リクエストを送信してください。
メールの安全性については、ヘルプセンターのガイド「どうすれば安全を保ち、NFT を保護できますか?」で詳しく説明しています。