一部の NFT が OpenSea の [非表示] タブに表示される理由について詳しくご説明します。

多くのブロックチェーンの興味深い特性の1つは、ウォレットアドレスを通じて誰でもトークンを送受信できることです。そのため、NFT をウォレットに転送するために NFT を売買する必要はなく、他人から NFT を受け取るために移転を受け入れる必要さえありません。いわば、誰からでもメールを受信できるのと似ています。

購入していない NFT を受け取ったからといって、ウォレットが危険にさらされているわけではありません。正当なクリエイターが、コレクションのエアドロップの一部として NFT を直接ミントすることはあります。ただし、スパムメールの受信と同様に、詐欺師が転送の形で NFT を送信し、悪意のあるサードパーティのウェブサイトへのリンクを含む NFT 出品リストを表示するよう誘導することもあります。

OpenSea ではユーザーを保護するため、転送された NFT に疑いを抱く場合、 [非表示] タブに移動します。この場合、アイテムは [収集済み] タブに表示されず、転送はアクティビティフィードに表示されません。迷惑メールフォルダのように、正当な NFT が [非表示] タブに表示される場合もあれば、悪意のある NFT が [収集済み] タブに表示される場合もあります。NFT に関連付けられた OpenSea 以外の URL をクリックするときは、常に注意してください。

転送されるはずのアイテムが表示されない場合は、OpenSea のプロフィールにログインして [その他]→ [非表示] の順に確認してください。

非表示の [Status (ステータス)] セクションで [Auto-hidden (自動非表示)] フィルターを選択すると、非表示のアイテムを簡単にフィルタリングできます。

アイテムを再表示する場合は、OpenSea プロフィールで [その他] → [非表示] の順に移動し、再表示する NFT の下にある3点ドットメニューをクリックして、[再表示] を選択します。

アイテムが再表示されたことを示す確認メッセージが表示され、アイテムが [収集済み] タブに表示されるようになります。OpenSea でアイテムを再表示しても、その NFT やサードパーティのウェブサイトと直接やり取りすることにはなりません。