OpenSea では、「レアリティ」ランキングを使い、同じコレクション内の別の NFT と比較したある NFT の特性の相対的な希少性を記述します。レアな特性を持つNFTは、コレクション内の他の何千もの NFT と特性を共有するNFTよりもレアリティランキング (1や2など) が低くなります。
レアリティランキングがプラットフォーム間で異なり、別の方法論が使用されていると、購入者と販売者が混乱し、購入と販売の決定にレアリティを使用することが難しくなる可能性があります。
OpenSea は、市場全体で統一された透明性のあるレアリティランキングを提供するため、NFT 業界全体でオープンで透明性、再現性のあるレアリティランキング標準である OpenRarity 標準を採用しています。
OpenRarity は、OpenSea、icy.tools、Curio、PROOF 間のオープンなコラボレーションから生まれた標準です。最新版では、 ダブルソートと特性数の更新を行い、1件中1件しか存在しない特性のレアリティランキングを改善し、一般的でない特性数に比重を置くようにしました。
OpenSea では、対象となるコレクションでは、アイテムページとコレクションページにレアリティランキングが数値で表示されます。
数字にカーソルを合わせると、パーセンテージでランキングが表示されます。OpenRarity のレアリティランキングは作成者が公開した特性データを直接反映しており、作成者によるアイテムのメタデータ変更に伴って経時的に変化する可能性があります。
レアリティで並べ替えるには?
OpenSea で NFT を検索する際には、左側のフィルターを使ってレアリティランクで絞り込むことができます。
また、ページ上部のメニューで [レア度が最大] で並べ替えることもできます。
クリエイター向け : コレクションの希少性を示すには?
以下のプロパティを持つ対象コレクションについては、OpenRarity のレアリティランキングが自動表示されます。
- ERC721/非代替性アイテムのみ (ERC1155/半代替性アイテムは対象外)
- 文字列特性のみ (数値特性なし)
- 特性情報あり
コレクションが完全に公開され、アイテムのメタデータが変更されない場合にのみ、レアリティを表示することをお勧めします。
メタデータが変更された場合、レアリティランクに影響を与え、レアリティが変動しないことを期待していたユーザーを混乱させる可能性があります。ランキングに影響するメタデータの変更を計画している場合は、これらの変更とその影響をコミュニティに明確に伝えることをお勧めします。
コレクション内のアイテムのレアリティをオフにする方法は次のとおりです。
- プロフィールアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから [マイコレクション] を選択します。
- 編集したいコレクションで3点ドットメニューをクリックし、[コレクションを編集] を選択します。
- コレクションエディターが開いたら、OpenRarity のランキングを表示ヘッダーまでスクロールダウンします。トグルをクリックしてオフにします。
この設定はいつでも変更できますが、頻繁に変更するとコミュニティ内で混乱が生じる可能性がありますので注意してください。
OpenRarity が OpenSea のコレクションで有効になっている場合、そのレアリティランクが OpenSea で表示され、OpenSea API 経由で利用できるようになります。
すべてのコレクションにレアリティが表示されない理由は?
作成者がレアリティの表示にオプトインしていないか、コレクションがレアリティの対象ではない場合には、コレクションのレアリティは表示されません。作成者に連絡して、コレクションの OpenRarity レアリティランキングを確認したい旨を伝えてください。